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【会計編】読者の声Q&A ── 2026年10月 第2回
2026.10.19
【会計編】読者の声Q&A ── 2026年10月 第2回
読者の声・Q&A

今回は消費税の設定やエラー対応、予算・仕訳にまつわるご質問を5つご紹介します。
目次
1. Q1. 消費税額を直接入力できる?
こんなお悩みありませんか?
消費税額を手計算した金額でそのまま入力したいのですが、今の設定でできるのか分かりませんでした。
A.
費税の処理方法(税込み・税抜き)や税額の計算方法(積上・割戻)の設定は、導入時にサポートが行うもので、お客様ご自身では変更できません。手計算した消費税額を直接入力できるかどうかは、この設定によって決まります。実際の入力画面で、次のどちらに当てはまるかを確認してください。
【方法1】税抜き処理のお客様
伝票に、仮受消費税・仮払消費税(取引にかかる消費税を一時的に記録する科目)の行が表示される場合は、その行の金額を手計算した金額に書き換えて登録します。
【方法2】税額の計算方法が「積上」のお客様(税込み処理・税抜き処理のどちらも)
「積上」とは、取引ごとの消費税額を足し上げて税額を求める方法です。
1.伝票を入力して登録の操作をすると、「伝票内容確認画面」が開きます。
2.確認を進めると、「課税売上」「課税仕入」のインボイス税額の入力画面が表示されます。売上と仕入の両方がある伝票では、この順に表示されます。
3.「消費税区分」ごとの行にある「消費税額」の欄に、手計算した金額を入力します。
4.Enterキーで確定します。
入力した金額が、システムの自動計算値から大きく離れていると、「消費税税額が自動計算された値と、入力された値で大きく異なります」というエラーが出ます。自動計算値が10円以下のときは2円以上の差、10円を超えるときは約10%以上の差が目安です。該当の行が赤く表示されるので、金額を見直してください。税抜き処理では、仮受(仮払)消費税の金額とインボイス税額が1円でも違うとエラーになりますので、方法1と方法2の金額を揃えて入力しましょう。
直接入力できない場合の条件
次のいずれかに当てはまる場合は、消費税額を直接入力できません。
ー税込み処理で、税額の計算方法が「割戻」(税込みの合計額から割り戻して税額を求める方法)になっている場合。
ーインボイス制度が始まった2023年10月1日より前の取引の場合。
ー免税事業者との取引など、インボイス税額の欄が入力不可になっている行の場合。
方法2の入力画面が表示されないときは、「伝票入力設定」の「インボイス税額(課税売上)」「インボイス税額(課税仕入)」のチェックが入っていないかもあわせて確認してください。チェックが入っていると、エラーがなければこの画面が省略されます。
どちらにも当てはまらず入力できない場合は、設定の内容をサポートで確認できますので、お問い合わせください。
2. Q2. 取込時の摘要番号エラーの対処
こんなお悩みありませんか?
会計伝票データを取り込もうとしたところ、「指定された摘要番号が正しくありません」というエラーが出て困っていました。
A.
CSVの「摘要番号」の欄に、数字以外のものが混ざっていないかを確認すると解決できる可能性が高いです。
摘要番号(仕訳の内容を区別するための分類番号)は、空欄でも取り込めますが、入力する場合は半角の数字だけが使えます。全角の数字、空白、文字が入っているとこのエラーになります。
1.CSVを開き、摘要番号の列を確認します。
2.全角の数字や空白、文字が入っているセルを、半角の数字だけに直します。
3.摘要の文言(文章)を、摘要番号の列に入れていないかも確認します。
取込前に摘要番号の列をひと目確認する習慣をつけると、エラーを未然に防げます。
3. Q3. バックアップが取れないときは
こんなお悩みありませんか?
バックアップを取ろうとしたら「同時に起動できないプログラムが実行中のため、このプログラムは起動できません。」というメッセージが出て、作業が進められませんでした。
A.
他の操作員の方が、同時に使えないプログラムを実行中になっている可能性があります。
このメッセージには、実行中の操作員のIDと名前が一緒に表示されます。まずはその方の作業が終わっているかを確認してください。端末ではすでにログオフしているのに、システム上はログオン状態が残っていることもあります。
1.メッセージに表示された操作員が、実際に作業中でないかを確認します。
2.作業中でなければ、ログイン画面の「保守」から「ログオン解除」を開きます。
3.対象の操作員を指定して、ログオンを解除します。
ログオン状態が解除されれば、あらためてバックアップを開始できます。
4. Q4. 補正予算書を独自の形式で出力したい
こんなお悩みありませんか?
振替伝票(会計上の取引を記録する伝票)を起票して確定処理したのに、総勘定元帳には反映されても事業別収支試算表には反映されないことがありました。
A.
恐れ入りますが、エクセルと全く同じ形式での出力は仕様上難しくなっています。
システムの「補正予算額」欄には、補正予算として入力した金額が表示され、科目間の流用額は含まれません。流用額は「現行予算額」の側に含める仕組みで、含めるかどうかは出力時の「現行予算の出力範囲」で選べます。選択肢は「当初+前回までの補正+流用」と「当初+前回までの補正」の2つです。
出力後にエクセルへ貼り付けて調整する方法が、実務では使いやすいケースが多いです。
5. Q5. 賞与引当金の取り崩し時の仕訳は?
こんなお悩みありませんか?
賞与引当金(将来支払う賞与のために事前に費用として計上しておく科目)の取り崩しの仕訳を入力したところ、「計算書間で金額が不一致になるため、処理できません」と表示されてしまいました。
A.
このエラーは、仕訳に使った科目の組み合わせが、システムの受け付けられないパターンになっているときに表示されます。
資金科目(現金預金など、資金の動きを表す科目)を含まない仕訳で、収支科目(収益・費用を表す科目)と、賞与引当金のような資金に関わらない貸借対照表の科目を組み合わせると、このエラーになります。
1.借方と貸方の科目が、それぞれ貸借対照表の科目なのか、収支の科目なのか、正味財産の科目なのかを確認します。
2.資金科目を含まないまま、収支科目と賞与引当金などを組み合わせていないかを見直します。
3.どの科目に振り替えるのが適切かは法人の会計処理によって異なるため、入力し直す前に経理の責任者や顧問の先生にご確認ください。
エラーの原因が科目の組み合わせだと分かれば、入力し直しの方向性は絞り込めます。

この記事の内容はサポートへのお問い合わせをもとに作成しています。 システムのバージョンや法人の状況によって対応が異なる場合があります。







