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公益法人会計Q&A vol.5

会計・税務

満喜株式会社のホームページをご覧いただきありがとうございます。

今回は過去にメルマガで配信いたしました「公益法人会計」のQ&Aを掲載します。
新しい発見や今までと違う観点からの情報が得られるかも?

今後も継続してQ&Aを掲載していきますのでお楽しみに!

    1. 貸借対照表「固定資産」の分類について

    【Q1】
    貸借対照表「固定資産」について、公益法人会計基準では「基本財産」「特定資産」「その他固定資産」の3つに区分して記載しますが、企業会計のように「有形固定資産」「無形固定資産」「投資その他の資産」の3つに区分しなくて良いのでしょうか。

    以下の例は、企業会計の3区分で記載した場合です。
    公益法人会計基準では、どのように記載されますか。

     <企業会計の3区分で記載した例>
      (1)基本財産
        1.投資その他の資産
           投資有価証券
      (2)特定資産
        1.投資その他の資産
           退職給付引当資産
      (3)その他固定資産
        1.有形固定資産
           建物
           什器備品
        2.無形固定資産
           ソフトウェア
           電話加入権
        3.投資その他の資産
           投資有価証券

    【A1】
    公益法人会計基準では「有形固定資産」「無形固定資産」「投資その他の資産」の3つに区分することは要請されていないこと、また、他の公益法人・一般法人の貸借対照表と比較した場合に、閲覧者が読みにくくなる可能性があること等の理由から当該3区分はしない方が良いということになります。

     <以下は、本来の正しい表示例>
      (1)基本財産
         投資有価証券
      (2)特定資産
         退職給付引当資産
      (3)その他固定資産
         建物
         什器備品
         ソフトウェア
         電話加入権
         投資有価証券

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